今あるいろんなうつ病の原因と対策について知ろう

 

最新の取り組み

新しい診断方法

「うつ病かも?」と思ったら、心療科や精神科といった病院やメンタルクリニックへ行きましょう。
そこでは、診断から治療までバッチリ受けることが出来ます。とはいえ、その方法は今、少しずつ変わりつつあります。……というか、選択肢が増えつつあるといったほうが正しいでしょう。診断方法、治療方法はひとつではなく、さまざまなやり方で行われるようになっているのです。
たとえば、うつ病の原因はストレスにあります。従来は、原因となる事柄は何なのか、そしてどのような治療が必要なのかということを明らかにするための診察を、「問診」というやり方でおこなっていました。お医者さんと向い合って話をしていく中で、原因を明らかにしていくというのが一般的な流れだったのです。しかし、最近ではその他の診断方法も採用されています。「光トポグラフィー検査」というのがそれです。

この検査は、頭に赤外線光を当てることでうつ病を明らかにするものです。赤外線光を体に当てると血流の様子を目で見ることが出来るようになりますが、この場合には頭に当て、脳の前頭葉、側頭葉といった心のありようを示す部分の様子を観察するのです。
うつ病には、特徴的な血流パターン(血の流れの形)があります。それが見られるか否かということで、うつ病かどうかを判断するという診察方法が、とられているのです。

新しい治療方法

昔、心を病んだ人への治療方法として脳に電気を流すという治療が行われていたことがありました。いわゆる「電気ショック」というやつで、刺激を与えることで環境を変えようという目的で、行われていたものだったのです。確かに、神経伝達の作用を充実させるために、脳に電気刺激を与えるというのは有効なやり方ではありました。しかし、昔のやり方は少々乱暴なもので、心を立ち直らせる代わりに脳や神経を傷つけるおそれもあるものだったのです。20世紀以前の精神病院では、無理やり電気ショックを与えつづけたせいで、逆に具合をわるくしてしまったという人が多くいたわけです。

今、新しい治療方法として注目されている磁気刺激療法は、原理的にはかつての「電気ショック」と同じものではありますが、昔のように脳や神経を傷つける心配はなくなっています。刺激を与えるべきところに、ミリ単位でピンポイントに刺激を送り込むことが出来るようになっているのです。
本当に治すべきところだけを治すことが出来るという方法なのです。

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